ふとんが、不眠の大きな理由? ふとんとレム睡眠 睡眠を分類すると、レム睡眠とノンレム睡眠に分けることができます。
レム睡眠はRapid Eye movementの略で、脳が睡眠中も半分目覚めた状態にあり、閉じたまぶたの下で眼球が素早く動くことからこう名づけられました。夢をみる睡眠としてもよく知られています。また、レム睡眠の状態にあるとき人間の体は、筋肉の緊張が解けぐったりしているため、身体の(休息の)眠りとも呼ばれています。体温は上昇し、寝返りも多くなります。
ノンレム睡眠は、脳波のパターンから4段階(段階1〜段階4)に分けることができ、眠りの深さは段階1から段階的に深くなり、段階4が最も深い眠りになります。段階1と2を浅睡眠、段階3と4は深睡眠と呼ばれています。深いノンレム睡眠の状態にあるときは、脳も体もぐっすり眠り、体温も低下し、寝返りをうつこともほとんどありません。この時に成長ホルモンの分泌や免疫機構の働きが活発になります。成長ホルモンに促されて、新しい細胞が誕生し、体の再生が行われているのです。ノンレム睡眠は大脳の活動が低下するので脳の眠りとも呼ばれています。一夜の睡眠はこの深睡眠と浅睡眠、レム睡眠が交互に繰り返されます。この繰り返しの周期はほぼ90分。人の眠りはこの単位を一晩4〜6回繰り返すことで構成されています。この90分の周期を「睡眠単位」と呼んでいます。
深い眠りを意味する段階3、4のノンレム睡眠は寝ついてからの最初の90分は比較的長く続き、眠りの後半になると段階2とレム睡眠を繰り返すことになります。これらの睡眠リズムは時刻にも依存し「深いレム睡眠は夜半に多く、明け方に少ない」「浅いノンレム睡眠、レム睡眠は夜半には少なく明け方に多い」ということが言え睡眠時に分泌される成長ホルモンの量もこのリズムに影響されていることになります。また、明け方、ちょっとした物音でも目覚めてしまうのも、後半になるにしたがい眠りが浅くなることと無関係ではありません。
また、90分周期の睡眠単位の谷間を利用するとすっきり目覚めることができます。つまり、90分周期のパターンを逆算して床につく時間を決めると、比較的いい目覚め得られるというわけです。逆に深い眠りの時に起きてしまうと睡眠慣性と呼ばれる強い眠気が残り、目覚めてもぼんやりしてなかなか体が動かないということになってしまいます。
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