ふとんが、不眠の大きな理由?
生活リズムと眠りりには合ったふとんが大事
国際化が進み、金融証券関係では世界中のどこかで取引が行われ、眠らない街があり、我々の生活でも24時間スーパー、コンビニのサービスの恩恵を受けています。
一方、日頃ニュースで不注意の事故の報道が後を絶ちません。これらを調査した米国の報告では睡眠不足や障害が原因である場合が多いとしており、スペースシャトルチャレンジャー号の爆発、スリーマイル島原子力発電所や交通事故なども原因を睡眠不足や障害とされ、ウエイクアップアメリカといった運動が米国で叫ばれています。
眠りと目覚めは約24時間の周期をもち、人は1日の1/3にあたる8時間を必要充分な睡眠時間の目安にしているといわれています。この習慣が、幼い時からの反復習慣による条件反射なのか、それ以外の要因によるものなのかは、今のところ正確には解明されていません。
人間の自律神経機能は、約24時間の周期をもっていることが知られています。そして、このリズムを支配する体内のからくり(生理学的時計、体内時計、腹時計と呼ばれる時刻指示者)が脳の中の脳幹にあることも確かめられています。眠りは、この体内時計による生体リズムが生存本能を刺激することによってもたらされているのです。
体内時計とサーカディアンリズム
人はもちろん、この世に生命を与えられたおおよその生き物は、体内時計によって時を計っています。人のリズムの短いものからみると、神経が0.01〜10秒、心拍は約1秒、血液循環時間20秒、細胞分裂周期10分〜24時間、ねむけ1.5時間、概日リズム24時間、卵巣リズム28日などがあり、それらが身体の中の種々の生体リズムを発振し、そのリズムを外の世界にあわせる役割を果たしています。
生体リズムの中でも、最も眠りに影響を与えていると考えられているのが、1日単位の概日リズムです。アメリカのハルバーク教授はこれを「サーカディアンリズム(ラテン語circaはおおよそをdianは日を意味します)」(約1日のリズム)と名付けました。「サーディアンリズム」は体内時計によって調節されていますが、環境によってつくられているリズムではありません。人は本来身体に備わっていたリズムを、環境(社会)に合わせているにすぎないため、生活時間が著しくズレたり、昼夜逆転の生活を始めると体内時計と行動時間に歪みが生じ、不眠をはじめとしたさまざまな心身の不調を引き起こすことになるのです。
体温だけでなく各種ホルモンの分泌にも増減のリズムがあり、握力の変化にもリズムがあり、頭の働きにも良いときと効率の上がらない時間があることは誰もが経験していることでしょう。
このリズムの調節については一般に、夜更かしして、リズムを遅らせるのはかんたんだけれど、進めることは難しい、ということは、みなさん経験でご存じのはずです。朝早く起きて仕事をすませ、翌朝もそれより早く起きることは至難のわざですが、毎日、遅く寝て寝坊を続けるのはかんたんなのです。
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